3/18に上田麗奈さんの「Empathy」が発売されました!
待望のアルバム。キャラクターとの「共感」を表現した「Empathy」。
その各曲についての感想をちょっとずつ書いていこうかなと思います。
あまり先入観を持ちたくなかったのでインタビュー系はスルーしてたのですが声優グランプリの「友鳴り」だけは読んでしまっています。
あと「あまい夢」はしごはじで語ってた内容とかも聴いちゃってます。意志ぶれぶれやん。
敬称略です。
あまりに長くなっちゃったんで6曲目以降は別で書いてます↓
https://ilove-imas.blogspot.com/2020/03/1stempathy_22.html
1. アイオライト
作詞:上⽥麗奈 作曲・編曲:Kai Takahashi (LUCKY TAPES)
うえしゃまの作詞のリード曲から始まるアルバム。
こちらの曲はMusic Videoも作成されていますので是非。
上田麗奈「アイオライト」MUSIC VIDEO
家から世界にとびだしていく
アイオライトは石の名前。
「ion(スミレ色)」と「lithos(石)」という二つの単語を合わせた造語らしい
http://natural-style.biz/powerstone/iolite.html
MVで1:06くらいにひろってるのはアイオライトをイメージしてるのかな?
Bメロ
「ああなんでこんなにも痛む目を庇っては
走り続けてさ
ああもうなにやってるんだろ」
走り続けてさ
ああもうなにやってるんだろ」
ここ、すごく感情が伝わってくるね……なんか本人作詞だからこそでた言葉というか、メロディへの乗せ方も「上田麗奈しかできない」表現だなと思いました。
サビ。
「色づけ世界」
という歌詞から続いてポジティブかな?と思ったら
「こぼれだした光はただ眩しくて見てらんない(1番)」
「胸を焦がして消えてった(2番)」
と続き、ここにキャラクターだけでなく声優業としての焦燥感や悲壮感を僕は感じました。
でも、アイオライトという天然石は見る角度や光彩によっていろんな色、違った色合いに見える石。
最後のサビ。
「色づけ世界
こぼれだした光は煌きだしたカラフルに」
こぼれだした光は煌きだしたカラフルに」
と、最後は悲観的にならずに、眩しかった光もきらめいて見えるようになる心情が感じ取れました。
蛇足ですが1:55の「冷たい吐息」で「はあ…」ってため息が入るの最高です。
2. あまい夢
作詞・作曲:ORESAMA 編曲:⼩島英也
一番最初に公開された曲。これもMusic Videoが公開されてます。
上田麗奈「あまい夢」MUSIC VIDEO
これはなんていうかなんも言うことがない笑
とにかく最高。MVが最高
明るいアップチューンななかでベースラインがめっちゃ映えてて凄い良い。
「はにかむきみに見とれてる」
で楽器隊消えるのもすごい好き。
「I may be」
と
「曖昧に」
の押韻もすごく聴き心地がいい。
このMVの彼女感たるや……
でも
「目に映るもの全部幻みたいだ」
ピンクの春の服、暗い黒の冬の服
これが現在なのか過去なのか、未来なのか……
歌詞は男性目線(MVも男性目線)なのに歌詞の心情は上田麗奈(MVの中の女性)なんですよねムズカシイ…
個人的にはピンクの服が過去、黒の服のときがいまで「あまい夢」だったいままでを思い返している
って感じかなって思ったんですけど
しごはじの「このアルバムがいつ発売か」
って話を加味するとそれプラス、
過去の春(ピンクの服)から時間が経って冬。別れた後にそれを思い出す(黒の服)
そして最後。3:55の笑顔でそれすらも過去の話。いまはまた2人戻ってそれをこの巡り巡った春の季節にまた思いだして笑いあえてる
って風な解釈に落ち着きました。なにぶんハッピーエンド大好きマンなので……
3. Falling
作曲・編曲:⽯川智久
次の曲「ティーカップ」と「あまい夢」を繋ぐインストゥルメンタル。
「落ちる」
って意味がある「Falling」
「夢に落ちて」いた状態から次の曲へ「落ちて」いくダブルミーニングだと勝手に思ってます。
4. ティーカップ
作詞:安藤紗々 作曲・編曲:広川恵⼀ (MONACA)
広川さんの曲やっぱめちゃめちゃおしゃれ。アルバム内で二番目に好きです。
あんま詳しくないから違ったら申し訳ないけどジャズ調よね…
「あまい夢」では明るさ満点だったのに一気にずっしりとした感じに。
「変な夢」
の歌い方めっちゃ好き
「ティーカップ」は自分の殻をイメージしてるのかなと感じました。
「あまい夢」からなにがあったかはわからないですけど塞ぎこんでしまって自分の奥に閉じこもってしまっている歌。
「のぞきこまれて
深呼吸ですいこんでしまった
変な夢なんだかふしぎな気分」
深呼吸ですいこんでしまった
変な夢なんだかふしぎな気分」
や
「透明になっていくように
君に忘れられたい」
君に忘れられたい」
からいままでとは間反対の閉塞感を持ちました。
もしかしたら「あまい夢」の後だと思ったけど「あまい夢」の中の別れた後。冬服のときのことかもしれないですね……
「のぞきこまれたあの日のように」
で「アイオライト」みたくため息がはいっているのが「あの日」がいつなのかを考えさせられますね……
5. いつか、また。
作詞:RIRIKO 作曲:⼭⽥かすみ 編曲:笹川真⽣
これまたすごい曲……
サビに明るさもあり暗さもあわせもってるのがすごいなと……
曲の入り、nano.RIPEの「ハナノイロ」思い出しました…
「閉じ込めた季節
すぐそばに置いていたいの」
すぐそばに置いていたいの」
や
「そうやってすぐみんな変わっちゃうのどうして?
思い通りじゃないものなんて
イラナイ」
思い通りじゃないものなんて
イラナイ」
って歌詞から「ティーカップ」に続いて自分に関わってこないでって排他的感情がこもってます。
でも、そこから、
「君は独りじゃない」
っていうべたな台詞をもらい、自分の中の扉を開けて「ティーカップ」から出ていく。
そんな風に感じました。
「私 ダメで、ずるくて、
傷つけるのにどうして
その光は容赦なく
扉をノックするんだ」
傷つけるのにどうして
その光は容赦なく
扉をノックするんだ」
ってところ、感情がすごく溢れてて葛藤伝わってきますね…
そして曲の最後。コーラスも入って明るく、あったかくなる。これで自分の殻からちゃんと出ていけたのかな、と。
最初は一つにまとめようと思ってたんですけど思いのほか長くなりすぎてしまったのでふたつに分けようかと思います。
6曲目、「きみどり」以降は次の上田麗奈1stアルバム「Empathy」感想、考察②で。
……案の定あまい夢はしごはじに多大なる影響うけてますね…笑
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