2020年1月18日土曜日

松井恵理子さん新曲「いろあわせ」感想。






みなさん遅くなりましたがあけましておめでとうございます。


今年は令和2年の聖火リレー。

日本的にもオリンピックやなんやで忙しいしオタク的にもアイマスブランド合同プロミが発表されたりとなにかと忙しい年になりそうですが本年もよろしくお願いします。





先日、1/15のにじらじっで松井恵理子さんの新EDテーマソング「いろあわせ」が一番公開となりました。
http://www.onsen.ag/program/matsui/
↑にじらじっのリンクです。「いろあわせ」が流れたのは162回です。




っもうめちゃくちゃ良かった……





ちょっと逸れるのですが、僕のすごい好きなアーティストが9月に解散して、4ピースバンドだったんですけど、その中の3人が昨日新しく新バンドを結成したんですね。


具体的に言うといままでGtが作詞作曲しててVoは別。だったんですけどVoだった子以外の三人で結成してGtがフロントマン、Voもするみたいな感じです。


前身バンドがすごくすごく好きだったので僕はけっこう悲喜交交だったんですけどインタビューで

「想いを込めるという意味では曲を作ってる人が歌うのが一番強いじゃないですか。」

と語っていて、その言葉が強烈に僕の中にストンと入ってきました。

まあ他にも要因があって気持ちの整理はついて新バンドも楽しみに追っていければと思っております。




全然関係ない話をいきなりしましたがこのインタビューの


「想いを込めるという意味では曲を作ってる人が歌うのが一番強い」

これをすごくそれを「いろあわせ」にも感じました。
(やっといろあわせに戻ります笑)

この曲は松井恵理子さんがパーソナリティを務めているラジオ「松井恵理子のにじらじっ」内でのEDという立ち位置ではありますがいわゆるコンセプトソング、テーマソングではありつつも、ラジオをきいていなくてもすごく良いと思える楽曲になっています。

それは同じく松井恵理子さんが書き下ろしたOPテーマソング「irouta」にも言えることで

僕個人の意見ではアルバム「にじようび。」と連なる「シングル」みたいにも思っています。

そして松井恵理子さんが作詞。「想いを込める」ほんとにその通りだなと。

作曲は別で馬渕由妃さんが行っているのですがまつえりさん(松井さん)とはとても仲が良く番組内外でも相談しあってこの楽曲を作っていて僕的にはゆっきぃ(馬渕さん)の作曲も先の話の「曲を作っている本人が歌う」と同じようにとらえておりました。



前おきはこれくらいにして。

にじらじっラジオ内では来週になれば聴けなくなってしまいますが音泉祭りの公式サイト内で視聴が可能なのでぜひ一度耳を傾けてみてください。

http://www.onsen.ag/sp/event/onsenfes2020/stage/


「いろあわせ」作詞:松井恵理子 作曲:馬渕由妃



聴き取り間違いもあるかもですが。


まず最初のイントロから。入りのギターとそこからのピアノが凄く心地よく、ゆったりとしたテンポの中でまつえりさんの声が夕焼けの海岸どおりを歩いて行ってるように感じました。

「なんの接点もない僕らめぐりあえたこと
道は重なる君のおかげであの頃は知らずにいた」



最初に聴いたとき「」がキャラクターで「僕ら」はリスナー、ファンなのかなって思って。
番組内でのまつえりさんの話的に「」がキャラクターなのは合ってそうでした。


ほんとに、アニメを、ライブを、ゲームを。
僕らファンがそれぞれいろんなキャラクターでまつえりさんを知って、そしてなによりまつえりさんが声優をして「」に声を吹き込んでいなければ「僕ら」の人生の中にこの道は交わらなかったってことを思うとここの歌詞だけですごく心にきます。

Bメロ。


「いつか離れてゆくときでも君の心の
片隅に煌めきふとした瞬間にまた会えたらいいね」



ここ。「いつか」の歌い方が「い、つ、か」って拍置く感じで歌っててその歌い方もいい。

「いつか離れてゆくときでも」

これってそのあとの「」にかかってるので人称視点的に「アニメが終わってキャラクターの声をあてることがなくなる、少なくなる。でもキャラクターの中に声が残っていて、二期みたいななにかしらの形でまた会えたらいいね」って意味だとは思うんです。

ゆっきぃも作詞するときは一人称には気をつけるっておっしゃっててそれをまつえりさんも聞いていたので。


でも僕にはどうしてかこれが「声優業の終わり」、「ファンの終わり」ってふうにも聞こえてしまって。


年齢、体調、いろんな事情があって声優活動をやめざるを得ない、やめる。
それこそ僕らのまわりでも推すのをやめた、ファンをやめた。

って離れて行っちゃうことは絶対にあると思うんです。
喉を職業としている以上絶対だし僕らもこの先わからない。

でも、それが僕らの心の中に残り続けてふとした瞬間に思いだして、それがすごく大事な思い出になってたらいいね。って。そんな風にも聴こえてしまいました。


の心の中に」って言ってて「」が演じてきたキャラクターなんで全部僕の妄想空想戯言なんですけどねw

サビ。

「『ただいま』あと何度この言葉を言えるかな

『おかえり』君に言うよ何も描けない時も」





自分の呟きを遡ったんすけどたぶん148回かな。

奥華子さんの「帰っておいで」がにじらじっで流れたことがあって、

不勉強ながら僕は初めてこの曲を知ったのですがすごく感動して、

そしてこの曲の後にまつえりさんがたしか「疲れたときは『にじらじっ』に帰っておいで」とおっしゃったのにすごい心が震えたことがあり、この歌詞でそれを思い出しました。


歌詞的にはこれもキャラクターに対しての「ただいま」、「おかえり」なんでしょうけど、にじらじっのテーマソングということも相まって、先ほどの戯言に連なって僕らリスナーへの「ただいま」、「おかえり」に感じました。


サビ最後。
「大丈夫だよ君は君でいいよ」



変わらず人称は「」ですがここの歌詞もふだんまつえりさんがよくおっしゃる「みんな日々一生懸命生きてるんだからそれだけで偉い!!」っていう言葉を想起させられました。


何も描けなくても僕は僕でいいんだな……😢😢😢



僕らが歌うパートもわかりやすくていいですね…

またにじらじっ内でもおっしゃってましたがiroutaと同じく色にまつわる単語が随所にちりばめられていて(溶けていく、描けない、色彩、淡く滲んで、)

全体的に二番以降も凄く気になる一番でした。

子曰く、「ラスサビ前にエモさのピークがくる」「二番の間奏入り前のあの部分をあの言葉で当てはめたのがグッときた」らしいのでfullで聴けるのが楽しみですね!!






というわけで僕の中ではED「いろあわせ」はまつえりさんとキャラクター達をつなぐ歌だけではなく、いままでのにじらじっでのここふるなまつえりさんの言葉を思い出すEDにふさわしい曲でしたという話です。

長文失礼いたしました。