2019年4月22日月曜日

混物語の感想……??




遥か彼方前の話ですが混物語買いまして、ちょうどさっきもう一度読み終えました。



何回か呟いてるけどこの本の発売は悲喜交交と言った感じで。


もともとこの本に収録されているものは映画傷物語三部作の週替わり入場特典だったんですよね、僕は物語シリーズ大好きだしなにより西尾維新も大好き。

さらにいうと西尾先生はクロスオーバー(自作内のほかのキャラを別作品に登場させる。CLAMP先生とか特にそう)をしない主義ってたしか語ってたんでそれだけこの傷物語入場特典は激レアだったんですよね。

当然読みたいし。でも当時僕は憎いことに一番近くで上映している映画館が県外という田舎特有劣悪環境にいたんでメルカリ駆使してなんとか全部集めてたんですよ。

それなのに。。。まとめて書籍化とかまじかよ。、

そりゃ嬉しいしそりゃ買いますけども、、
当時頑張ってコンプした僕はなんだったんだよ。。

ほんま辛さしかないわ…






まあそんな愚痴はここまでにして、そうはいってもあくまであくどいのは講談社(アニプレックス??)だし文句言い続けるのもくどいのし描き下ろし小説自体は最高です。

そして改めて購入した感想です!


まず表紙について



さっきはああいったけど表紙だけで買う価値ある笑笑

渡辺明夫さんによるイラスト化はめちゃくちゃ嬉しいよほんと。。

今日子さんいい感じに雰囲気でてる!
やっぱこうみると巷間噂されていた羽川さん疑惑も納得できるくらい似てるなあ、まあそりゃ明夫さんの絵だしCV堀江由衣だからそう感じるんだろうけど(笑)

今日子さんみるたびにガッキーのドラマと西野カナのNO.1が懐かしくなります。

哀川さんは丸すぎるなww
クビキリサイクルのOVAではもっとギラっとしてたぞww

でも想影真心だっこしてるの考えると最後のほーの哀川さんってことだから丸くても全然いいかな~!

そして地濃鑿。物語クラッシャー。ほんとこの人なんでちゃっかりイラスト化されてんだよ腹立つなww
悲報伝あたりまでは好きだったけどそっからフリーダムに拍車かかって強化神原みたいだったからなw
西尾維新お気に入りのキャラだからそこに文句はないです(西尾先生の好きなキャラってわかりわすいよね笑)

瞠島眉美は「あぁ~こんな感じだわ~」って感じ笑笑
明夫さんのイラストだと最初戯言の誰かかと一瞬思ってしまった。
美少年シリーズいつのまにかめっちゃ好きなシリーズになってかるから長く続いてほしいな~

黒猫さんはいい感じにぽさ出てるけど鑿のステッキが邪魔すぎる笑
あとブルマみるとやっぱ千石撫子思い出すんでよくないですね()


りすかはりすかだああああって感じ(笑)
正直西村キヌ先生の絵が好きすぎて明夫さんのりすかはりすかっぽくないけど、でもりすかはいるだけでりすかだああああってなるからずるい。それもこれも完結してないからなんだよなぁ…この映画入場者特典のときにりすかがあったとき「忘れられてなかったあ~!」ってなってほっとして読んでめちゃ感動したの覚えてるわ(またりすかの話が読めた!ってなって)

否定姫……めちゃ好きだわこの横顔。。刀語はほんとに面白さと西尾維新の凄さが詰まった名作だから読んでほしいなあ~
アニメもとっつきやすいし物語シリーズしか知らないよって人には是非みていただきたい。かねへんの漢字に強くなれるよ


伊織ちゃんはいい感じにこんな感じだわwwちょい妹小悪魔っぽいのが絶妙に出てる笑口でカッター加えてるのがかわいいね、これ肩車してるりすかのやつなのかな??

しおぎちゃんはなんも言うことはねえ。戯言屈指の萌えキャラだからな。かわいいの2乗。

あかりさんは見慣れてるね。クビキリサイクルでもう明夫さん絵で出るから。
あかりさんだけか?こんだけでもともとの明夫イラストがあるのは。

りずむも良き!明夫さんのいずむの絵もみたくなるね、やっぱひとりでふたりだし。

みここちゃんは最初わからんかったわww服隠れすぎててw
まあ、みここちゃんもこんな感じだねって感じ。戯言屈指の萌えキャラだからな。

とまあ表紙だけでもこんなに盛り沢山なのです。西尾作品全部好きな人からすればこのイラストほんと尊い。

初回特典のブロマイドに表紙と同じ絵柄で『打倒!阿良々木ハーレム!』って書かれてるの笑うww



そして地味に当選したクオカード^^









まずは「きょうこバランス」

どの話もなんだけど傷物語の映画特典ってのもあって話の中に絶対傷物語のときの話いれてるのがすごくいいよね。

『過去の幸福に重きを置いたため、今日の幸福を追求できない』

ってなかなか深い。あとこのときはまだ「浪白公園」の読みでてなかったのね。懐かしい。

しっかり今日子さんの服装も詳しく記述されてるのも備忘録準拠でGood


「人はひとりで勝手に助かるだけ」のメタネタもあり、『「やって後悔するのとやらずに後悔するのはーー」という設問はそもそも後悔が悪いように言ってるのが間違っている』といった西尾節もあり大満足。ちゃんとミステリーもしてたしね。

阿良々木君と出会ったことを忘れてしまう今日子さんがコラボ一作目だったのは今思えばめちゃいいチョイスだな~


じゅんビルド

当時「戯言じゃないのかよ!」って突っ込んでた記憶がある。

DIO様ネタもってこられるだけで戯言の哀川潤ジョジョ好きネタ思いだしてエモいわ。

哀川潤が「吸血鬼退治の請負」ってのはまあ妥当だけどよく本編と矛盾したりしない程度にコラボできるな…と思いました。

あと阿良々木君と哀川さんのコンビがいい感じに暴君とツッコミで良かった笑


のみルール

性格の悪い八九寺はいい得て妙すぎるww

地濃さん誰と絡んでもやっぱおもしろいわ…

今日子さんのときみたく謎解き系の話

まさかここで阿良々木君の一年の時のクラスメイトがふたたびでてくるとは……

数学の話をして老倉や終物語をにおわすのはさすがだし、一度目の答えが正解じゃないっていう小どんでん返しもさすがやった。


まゆみレッドアイ


阿良々木くん変態さ天元突破してね??

いま思えば第一部の最後だし、前三人は阿良々木くんが変態になるには癖が強すぎたからメンタル弱い巻き込まれ系なまゆみはいい的になってしまったねw

さいごに双頭院学と会うってのがあったけどこれからのクロスオーバーがあるかもって終わり方は当時震えた、美少年シリーズだけで二回コラボすんのかと思ったもん。

謎解きに関しては暦物語みたいなミクロな感じだなって印象。


くろねこベッド

こっから第二部「熱血篇」の特典。

第一部のコラボは比較的最近のシリーズからだったから
忘却探偵→2014
人類最強→2014
伝説→2012
美少年→2015

新規に優しい感じだったけどこっからは怒涛の昔の作品とのコラボ、正直コラボするのをHPでみただけでめちゃ嬉しかったよね笑

世界シリーズはちゃんと謎解きするからどんなコラボになるかなと思ったけどくろね子さんの八面六臂やったね。ひさしぶりに長台詞きいてほんま懐かしい笑

そういえばいーちゃんの名前考察で櫃内様刻くんよく候補にあがってたな~とか思いを馳せてました

謎解きもけっこう好きな部類の暗号、こういうのいいよな~って思える解決編


りすかブラッド


言っちゃうといちばん待ち望んでて一番好きで一番面白かったのがこれ!






やっぱ魔法少女はまどかじゃねえ、りすかだよ(もちろんまどマギも大好きだから叩かないでね……)


新本格魔法少女りすか、めちゃくちゃおもしろいのにたったの三巻でいまもなお完結してないのがほんと不思議。でもこのコラボで西尾維新の中で忘れられてるわけじゃないんだなってわかってめちゃくちゃうれしかったんだよなあ…


りすかのおもしろさもこのコラボの中にけっこう詰まってて阿良々木くんの変態さにも拍車がかかってきててまごうことなき一番のコラボでしたb







こんなことも昔言ってた、過激派かよw

ひていクリア

物語シリーズの次に認知度高い刀語からは否定姫。まああの世界線でコラボできそうな人ってそれくらいしかないよね笑

かといって否定姫だけでなく奇策士のやり方も使っているのがポイント高い。あと金髪でキスショット絡めてくるとことかさすがだなっていう。

透刀『鉄』。完成形変体刀ではないけど〇刀金偏が12本以外にでてくるのはなんだか新鮮だった、でもオチをみて納得笑


てか暦物語と絡めてくるのうまいなあと思いました。そんでプールの中の刀はグッドルーザー球磨川を思い出すなーー


いおりフーガ

人間シリーズからは伊織ちゃん。伊織ちゃんだけは(主に双識とかいう変態のせいで)阿良々木くんの変態加減にあんましひいてないのがまた面白いよね笑


フーガってのは「遁走曲」、哀川さんから逃げ続けてるふたりにはいいタイトルだなと思いました。

あと地味に呪い名がでてきたのが嬉しいw「奇野師団」からまた一人……

奇野〇知で名前は統一かなと思ってたら「奇野大地」だったから誤植かなとも思ってしまった。

最強シリーズでけっこう玖渚機関はでてきてるから殺し名と呪い名はまじで深く掘り下げてほしいな~~

謎解きもけっこう戯言の世界観よりなのがとっても良かったです。時宮も噛んできてるしw

零崎舞織ではなくて無桐伊織だったのは最後の伊織ちゃんの人間試験のセリフにあったからかなあと個人的に思ってます。



しおぎレンジャー

こっから第三部「冷血篇」の特典。戯言シリーズからすべて登場。

めちゃくちゃあつかったけども、めだかボックスとかともコラボしてほしかったな~~原画とか別なら許可が必要だったのかな……

んでもしおぎちゃん久しぶりにみれて、まさかの今まで一人とのコラボだったのに澄百合の三人でてきてびっくり嬉しかった!

この三人、絶妙に好きなんだよな…キャラがたちすぎてるもんな…姫ちゃんの諺言い間違えにたいして阿良々木くんが「僕たちの世界観じゃ誰もが使える基本技能」って言ってるのおもしろすぎたwたしかにねw

この話は一風変わってて謎解きとかではなくルート別に章ごとにパラレルでえがくっていう珍しい(というか一回もしてきてなかったはず?)試み。


あかりトリプル

もちろんあかりさんだけじゃなくひかりさんとてる子も出てくる。

ネコソギラジカルもだけどこの三人絡むとわけがわかんなくなってくるんだよなあw

終でしていたモンティホール問題がでてくるし阿良々木くんが鴉の濡れ羽島行っちゃうしおいおいおい!っていう最後やった(笑)

どの時間軸なのかわかんないけど春日井さんと姫菜さんいる時期なら阿良々木くんきっついやろな(笑)




りずむロックン


これもタイトルわからなくて調べたんだけどたぶん「混合」っていみでのりずむロックンかなあ…

正直匂宮はけっこういろんなとこに出てきてるからおなかいっぱい感はあったけど理澄はひさしぶりにみれたから良かったかなという印象。話の中で六何我樹丸の名前でてきたりだんだんと呪い名が浸透しちゃってるのとかもはや笑えるww


謎解きはこれもまた戯言の世界観を踏襲しつつも腑には落ちるような絶妙な感じ。やっぱ物語シリーズもいいけど戯言の続きが読みたいなぁ……いくらでも話広げられるよ、西尾先生……



みここコミュニティ

これ、驚いた。みここちゃん以外の二人がいることもだけどまさかのいーちゃんが出てくるとはおもわなんだ、絶対うまがあわないじゃん……

いーちゃんとコラボすんのかなーー結局しなかったか――とか思ってたら急に来たからマジで嬉しみやった

この話もけっこう暦物語感ある、小さな謎みたいな…

まあこの話はあたまからっぽにしてみここちゃんの超比喩を楽しむのといーちゃんのブラックシニカルを楽しむに尽きるね、

たった三言くらいしかいーちゃんのセリフないのに

『変わりたいと思う気持ちは、自殺だよね』


『変わりたいだなんて、変わってるね』


にすべてが集約されてるわ、西尾節というかいーちゃんらしいというか、この話のラストを『戯言だけどね』で締めるのも最高すぎて上映当時発狂して喜んでた覚えがあるw





ここまでが映画の特典でこっからみっつが書籍混物語のための書下ろし。初見です。


くうインビジブル

また主人公でてきたし(笑)

てか伝説シリーズからくると思わなかったなーー、地濃で十分だし(笑)

空々くんと阿良々木くんは似ても似つかないと思ってたけどハーレム形成したり実は似てるとこある??

花屋の見えない刀の名前、ここででてくるんかいwしかも「虐殺太郎」ってw

伝説シリーズ本作でたしか洒落た名前とか言ってたな……笑


伝説シリーズの基本とがってるネーミングセンス好きだわ…主人公だけで言ったらナンバーワンに空々くんが好きやな……つぎがいーちゃん。


花屋いるし地濃にチクられて空々くん来たみたいだしまじでいつの時間軸だろう??って思ってたけどこれ花屋とは限らないんだよね、悲恋の可能性も全然あるわけだ、やっぱ話考えるのうまいなあ……

あと吸血鬼のソナースキルって何気に初出では??とか思ったりしました。


らいルーレット

これも美少年からくるんか、しかも伏線張った双頭院学じゃないんかいっていう(笑)

でさ、いつのまに火憐ちゃんも就職してんの?w僕の把握漏れ??笑

結以降もう時間軸とか追えなくなってきてるわ笑


まごころフィニッシャー

戯言からはくるかなと思ってたけど想影真心だとはおもわなかった、でもコラボのラストに最初の戯言から人類最終の真心もってくんのはおさまりがいいね。


謎解きもくそもない終わり方だったけどこのスペシャルな異文化交流の幕引きにはぴったりだなといった感じ。

阿良々木くんの最後のコラボの紹介

「忘却探偵の素早い判断を見習って、宇宙人と戦うことは請負人に任せ、命を弄ぶ魔法少女を反面教師に、美少年探偵団のような少年ではあれなくとも、引きこもりブルマのごとき好奇心は封印し、血を司る魔法少女よろしく大人になって、監察所総監督から学んだ二重否定で、殺人鬼一賊の半分くらいは身内のために、策士みたいに正々堂々、三つ子メイドに惑わされることなく、双子の殺し屋の思し召しに従い豹変し、仲良し大学生のやりかたで危うきに近寄らず、異様なキルデス比を誇る英雄より長生きするため、鮮やかな遊び人が敗北をそうした風に、深くこの終わりを受け入れる」

ってのめっちゃ好きだな……少女不十分のUちゃんに語ってあげた話みたいに感じた(にしても三つ子メイドだけひどい)

そしてさいごは物語シリーズのやりかたで締める。最高のおわりかたやね…






いちばんおもしろかったのはりすかとのコラボやね~~、そんつぎが嬉しさでみここちゃん、いおりって感じかな。

けっこう前に買ってちょいちょい読んでたんですけどなかなか読み切らず、でもついに余物語が発売されちゃったからこれはやばいと思って急いでよみおえました(笑)

余物語もはやく読み終えるぞ~~

1 件のコメント:

  1. 阿良々木火憐が就職している話は、結物語でも触れられていたはずです(まぁ時系列がごっちゃになるのは物語シリーズではよくある事ですから、何処で新情報が出て来ても気にしない胆力を持つべきかもしれませんが)流し読みでコメントするのも恐縮ですが、ご参考までに

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