やっぱ大画面で、真っ暗で、独特な空気のある映画館で観るというのはいいものだなあ
とひさしぶりに思いました。
って君の膵臓食べてて思いました。
こんばんは、映画『君の膵臓をたべたい』見てきました!
いくつかむむってとこもあったけど面白かったよ~!!
映画自体がひさしぶりで
(Fateのheaven'sfeel以来…??)
(そういえば第2章1月なの今知った!まじか!楽しみ!)
上映前の注意や他映画の広告がなぜか懐かしく感じました 。
けーたい落として人生変わった?みたいな?
映画のCMあったんだけどまじ怖かった!
でも面白そうではあった!
累は純粋に怖い。
はい、肝心の映画の感想ですが
最初に言ったようにいくつかむむってとこがありました(´×ω×`)
まあしゃーない、小説に勝てる映画はないってハリーポッター観た時から思ってるから。。
まず主人公の名前ね。
小説では【秘密を知っているクラスメイトくん】みたいに伏字にしてあって
桜良との関係が進んでいく度にこの伏字が変わっていくんですよね。
純粋に『あ、名前隠すだけでこんなに情報詰め込めるんだ』って、すごいなって思って。
最初に原作読んだ時に思ったんでしょーがないとはいえ
映画で全部『きみ』だったのは残念でした。
名前関連で言えば主人公の名前を聞くシーン。
小説では「小説家の名前と同じ」っていうヒント?伏線?が出てきて
名前考えるのが楽しいんですが
(やっぱ西尾維新好きとしては戯言シリーズの『いーちゃん』思い出すんですよね
というかキミスイ自体が主人公の感情死んでて戯言シリーズ思い出して非常に僕好みなんです。
ネガティブ鈍感無感情系主人公、大好き。)
映画ではすっとばして最後に名前が出て
そのまま「出会うべくして出会った」
みたいなシーンがあって
むむ……と。
尺が決まってるのはわかってるけど個人的にあいだの名前についての言及があるから
最後の
『春と桜』
が際立つのにな~と思ってました。
あとは物語シリーズと通じるところがあるんですけど
(すーぐ自分の好きなものを引き合いに出すのがオタクの悪いところ)
「君の膵臓をたべたい」って会話劇が面白いとこあるんですよね。
ある意味不謹慎な主人公の反応と完全に不謹慎な自分の病をネタにする桜良の会話劇。
これがあるから主人公がいかに他人に関心がないかがわかるし
桜良がいかに病を知っていつつそう接する主人公に関心をもってるかがわかる
と思うんですよね。
これも映画という時間が決まった媒体な以上仕方ないですけど
できれば入れて欲しかった!
てかここらへんがなかったせいでふたりが恋愛感情あるように見えてしまうんですよねー。
う~ん。そうじゃない。。
恋愛感情じゃないんだよ~(たぶん)
桜良の家のシーンとか花火のシーンとかがそう見えてしまうのが残念でした(-_-)
あとは思ったより泣けなかったことです。
これは自分の責任7割。
小説で馬鹿ほど泣いたから映画も絶対泣くだろう
と覚悟して行ったのですがそのせいか1箇所涙が溜まったくらいで号泣はしませんでした。
でもおかげで読み直したくなって買いました!
ただ、涙するっていうアオリは嫌い。ひねくれてるな~(笑)
まあ「君の名は。」で5,6回泣いてたあのときがおかしかったともいえる。
むむっはそんなところですかねー。
じゃあ次は良かったとこ、面白かったとこ!
まず声!
基本的に声優オタクなんでこういう映画で俳優が声をあてるのって否定的なんです。
「俳優が本業の人と声優が本業の人じゃ当然どっちの方がいいかは決まってるよね」
って考えと「俳優の声を広告塔にする」のがあんま好きじゃないからなんですけども。
でも主人公の声!良かったです!!
いい感じに感情死んでて
俳優さんの声か…とビックリしました!
そしてLynnさんとゆきよさんの演技はいわずもがな。
ふたりとも凄かった。
病を持っていながらあっけらかんとしているのがすごく伝わってきました。
キョーコもキョーコで桜良をすごく思っているのが伝わってくるし
病室で桜良と抱き合ってるシーンはめちゃくちゃ良かった!
ゆうまたそはいい役どころだなと思いましたww
ちょっとだけしかないけどでも大事な役だよね(笑)
良かったところその2、ガム君。笑笑
ガムいる?だけであんなキャラ濃いのってすごい。笑
しかも最後にしっかり伏線回収するし。
ガム君の兄弟と遊んでるシーンが追加されてて
そこで主人公がガムを受け取るんですよね。
「今まで他人を見てこなかった、関心がなかった主人公が
その人(ガム君)の人間関係を
みて、みれるようになって
ガムを受け取った」
って風に感じられてひとりエモかったです。
良かったところその3、曲。
sumikaいいやん。
友達からオススメされてて
「ソーダ」とか「MY NAME IS」とか数曲好きなのがある程度だったんですけど
ちゃんと聞こうと思いました。個人的にファンファーレのほう好き。
良かったところその4、花火。
花火のシーン、さっきいったとおりちょっと恋愛ぽくなり過ぎてて嫌だったんですけど花火はめちゃくちゃ綺麗でした。
良かったところその5、星の王子さま。
これはむむっも少しあります。
最後の遺書の部分を星の王子さまオマージュだったのはすごく良かった!
そもそも読んだのめっちゃ昔だからなつかしさの塊だった!!
ただ長い!長かった!
もうちょっと星の王子さまオマージュ短めでも良かったかも!
良かったところさいご、さいごのシーン。
やっぱあのシーンは、外せない。
これから主人公、春樹が人と向き合っていく、ちゃんと日常を踏み出していく。
ってのを感じさせるあのシーンは小説でも映画でもやっぱ最高でした。
ずっと名前読んでなかったのに最後に桜良って呼ぶとことかね?
あとキョーコと一緒に桜良のお母さんの所に行くとことか。
もうお母さん涙涙よ。
最初に言ってた僕が涙出たシーンは
母親が「あなたが…」って言って泣くシーンから共病文庫を読むシーンなんですよね。
親に弱い僕。😢😢
やっぱ主人公とかキョーコもそうだとは思うんだけどお母さんに感情移入してしまう。
1年後キョーコと春樹が一緒に訪れたところとか想像しただけで泣ける。
(ちなみに小説では春樹が友達いないことが親にバレてたシーンも泣きました。親に弱い僕😢😢)
まあいろいろいったけど最終的には面白かった!に尽きますかね!
僕なつねぇと一緒で(アニ雑団みてね!わかるから!)
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↑11分くらいのとこ
バッドエンドが苦手でハッピーエンド大好き人間なんですよね。
もう最初からバッドエンドが確定しているキミスイは
苦手も苦手なんですが、でもキミスイはバッドエンドではないんですよね。
(´⊙ω⊙`)。o(何言ってんだこいつ)
って感じですが、なんていうか、もちろん桜良には死んで欲しくなかったし
もっともっと春樹との掛け合いみたかったしってのもあるんですけど
最後にちゃんと春樹が前を向いて歩けるようになったって言うところがほんとに好きなんですよね。(しみじみ)
という訳で映画見たよーという報告でした。
みなさん劇場へぜひ足を運んでみてください🏃💨
あ、この特典も今読んでる途中ですがめちゃ良いです!
住野先生がどうやって作品考えたかとかが読めます!